2019-12-18 太刀 長船景光(号 小龍景光) 東博 国宝 観た 金工 国宝刀剣保有数ナンバー1の東博。刀の展示コーナーは四半期ぐらいで入れ替えがある。入れ替え毎に違う国宝刀が展示されるので、特別展の開催に合わせて観に行くと、新たな刀と出会うことができる。(東博所有の刀だけでも大規模な企画展が組めそう) 刀工の景光は鎌倉時代末期の人で、備前・長船派のど真ん中の系譜を歩む名工である。その景光の傑作が小龍景光である。写真の倶利伽羅龍が特徴の刀で、作者と作られた時期が銘として刻まれている。来歴では井伊直弼も一時的に保有していたようだ。