国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

【京都名品展】宝相華蒔絵宝珠箱 附 四天王像板絵 仁和寺

いよいよラスト。

似たような経箱が続いたが、こちらは箱だけでなく、それを収めていた中身も展示。中には四天王がそれぞれに彫られた板絵で、簡易版で持ち運び式の四天王像。仁和寺には持ち運び式で国宝最小の薬師如来像の彫刻もあり、出先でのお祈りする機会があったのだろう。仁和寺展で多くの寺宝が出ていたが、天皇家が設立した寺院だけに内裏まで足を運んで祈祷した遺物かも知れない。

企画展は16日まで。こういった豪華な企画展は大歓迎。毎年とは言わないが、隔年ぐらいで企画して欲しい。

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。