国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

陶器(予想)

陶器は曜変天目茶碗が3点そろい踏みするかが、最大の注目点。藤田美術館静嘉堂文庫は今年相次いで公開しており、残る龍光院蔵は京都博物館120周年ということで出品の期待が持てる。ただ、それらが揃うとなると昨年の若冲展の動植綵絵30点そろい踏みを超える動員力となるだろう。時期は玳玻天目茶碗(相国寺)が追加発表されて、国宝天目そろい踏みと銘打ちⅣ期あたりになるのではないか。また、仁清、光悦なども見てみたい(天目そろいが完成した場合は前期出品だろう)。

出品発表作品

国宝 青磁鳳凰耳花入 銘万声 (和泉市久保惣記念美術館) 【 I ・II 】
国宝 飛青磁花入 (大阪市立東洋陶磁美術館) 【 I ・II 】
国宝 油滴天目 (大阪市立東洋陶磁美術館) 【 III ・IV 】 
国宝 志乃茶碗 銘卯花墻 (三井記念美術館) 【通期】

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。