国宝を観る

京博で開催される秋展・国宝を観るためのサイト

京都博物館で開催される国宝を楽しむため、出品される作品を独自に星付け。一言コメントあり。詳しい解説はリンクを参考に。

陶器

曜変天目 龍光院

予想通り、龍光院所蔵の曜変天目の出品が発表された。Ⅱ期のみ、たった2週間。次回、いつお目見えするかと思うと無理をしてでも見に行くべきだ。(長蛇の列は必至) その他の龍光院所蔵品と合わせてⅡ期は龍光院展といっても過言ではない。Ⅱ期前半は雪舟勢ぞろ…

陶磁 予想その2

「国宝」展は出品作品がすべて国宝という縛りがある。また、2017年の展示は12ジャンルごとに展示する試みで、学芸員の交渉の苦労は並大抵のものではなかったと思う。中でも陶磁器は国宝が14点しかなく、おのずと展示できるものが限られている。 その…

青磁下蕪花入

東京・アルカンシエール美術財団所蔵の青磁の花瓶。国宝に指定されている陶磁器は14個で、青磁は3個。そのすべてが今回揃う。陶磁器そろい踏みだが、これだけ時期がずれているのが残念。 レア ★★☆ 観たい ★★☆ コラボ ★★☆ 期間 ⅢⅣ 文化遺産データベース

玳玻天目茶碗

相国寺の宝物館である承天閣の秋展の展示物の一つ、国宝の玳玻天目茶碗が期間中に一時展示されない時期がある。ちょうど国宝展のⅠ期の時期で、おそらくはそちらで展示される。一方、楽焼白片身変茶碗 銘不二山は所有するサンリツ服部美術館で国宝展の開催期…

宋磁の美 油滴天目

東洋陶器美術館の企画展・宋磁の美では写真撮影が個人利用に限り許されている。(普段は撮影NGです)関東の博物館や美術館では見かけるようになった撮影OK。東京国立博物館などの常設展でも導入されている。SNSへの投稿効果が無視できない時代になったと…

宋磁の美 飛青磁花入

大阪市立東洋陶磁美術館では企画展として宋磁の美を開催中。膨大な陶磁器の寄贈を受けた安宅コレクション(この寄贈を元に美術館を建設した)中から選りすぐりの品々が陳列されていた。そして、所蔵の国宝2点も展示されており、国宝展にも出品される。 飛青…

井戸茶碗 銘喜左衛門

孤篷庵自体、基本は非公開で数年に1度特別公開されるだけの拝観が難しい庵だ。江戸時代の名造園家である小堀遠州が建てたもので、視線の変化で部屋の雰囲気が変わる工夫などがあり、普通に見ていては気づくことができない小さいながらトリッキーな庵である…

志野茶碗 銘 卯花墻

国宝の陶磁器は14件しかない。その中で国産は仁清作など絞られる。国産茶碗の国宝に限ると本阿弥光悦作の楽焼白片身変茶碗 銘不二山とこの志野茶碗になる。割れ物であるため、保存が難しく大切にしていても地震や火事、戦火などで壊れてしまう。それらの危…

油滴天目

漆黒の器に滴が落ち、波紋のように広がり無限の小宇宙を感じるそんな天目茶碗だ。意識してできたデザインではなく、自然とできたものだからこそ神秘性を帯びる。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 ⅢⅣ 大阪市立東洋陶磁美術館

飛青磁花入

青磁はエメラルドのように澄んだ青が永遠に広がる。それ故にシンプルなデザインにすることで青磁の良さを最大限発揮できる。模様や意匠などでごまかすことのできない、陶器職人の腕のみで仕上がったものだ。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★★☆ 期間 ⅠⅡ 大阪市…

青磁鳳凰耳花入 銘 万声

陶器は中国からの輸入ものが国宝になっていることが多い。青磁鳳凰耳花入はその名の通り持ち手部分が鳳凰になっている。シンプルなフォルムなのに、このアクセントが効果絶大。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★★☆ 青磁 期間 ⅠⅡ 青磁鳳凰耳花生〈銘万声/〉 文…

陶器(予想)

陶器は曜変天目茶碗が3点そろい踏みするかが、最大の注目点。藤田美術館、静嘉堂文庫は今年相次いで公開しており、残る龍光院蔵は京都博物館120周年ということで出品の期待が持てる。ただ、それらが揃うとなると昨年の若冲展の動植綵絵30点そろい踏み…

国宝は2017年10月3日~11月26日が会期で、大まかに4期に分けて展示内容を変える。