国宝を観る

国の宝を観賞していくサイト

国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

肖像画

【国宝】伝源頼朝像

この絵のモチーフが源頼朝ではないとする説がある。見るとそれが誰であるか、そんなことはどうでもよくなる繊細な絵だ。黒い衣装は細かな文様が浮かび上がり、髭や髪の毛は一本一本丁寧に描かれている。同時代にヨーロッパにこれほどの肖像画があっただろう…

【運慶展】無著菩薩立像・世親菩薩立像

普段は興福寺の北円堂にいる無著菩薩立像・世親菩薩立像が東京へお勤め。北円堂では結界の中には入れないので近くでは見ることができない。また、位置が決まっているため、全体を眺めるのは至難の業であった。 近くで観ることができる東博では、指先の血管ま…

花園法皇像 豪信筆

花園と言えばラグビーの聖地。ところが仏教では妙心寺のある地域を指す。花園天皇が妙心寺を開山するにあたり、当人の御所があった場所を提供したことに由来する。南北朝へとつながる両統迭立で、後醍醐天皇へとバトンを渡す。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★…

後鳥羽院像 伝藤原信実筆

4歳で天皇に即位し、19歳で上皇となった。在位期間が鎌倉幕府が誕生した直後で、不自由だった。そのため若くして上皇になって趣味に走った。新古今和歌集を選定したり、熊野三山に行ったりした。その後、承久の乱で皇族の復権を狙うものの、打ち破れて隠岐…

蘭溪道隆像

鎌倉仏教の名刹・建長寺。巨大な寺院がお出迎えしている、すぐ後ろ側は切り立つ山を背負い、一瞬で中国の山水画に思いを馳せてしまう、そんな境内となっている。その寺院の宝である蘭渓の肖像画。国宝の肖像画自体が数は少ないので、その他の名僧達も出展さ…

北条実時像・金沢貞顕像

ついこの前まで金沢文庫で開催されていた展示会でも出展されていた。日本史史上初めて関東に権力の中心が移った鎌倉時代は派手さはないが、着実な文化形成をしていたように思える。現実(リアル)に重点を置いた禅や実像を描く肖像画、刀剣や刀などの武具な…

随身庭騎絵巻

天皇の随身、ボティガード9人を描いた絵巻物。鎌倉時代のハリソン・フォード達を堪能できる。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★★☆ 期間 Ⅲ www.shukokan.org

伝源頼朝像・伝平重盛像・伝藤原光能像

中世西洋絵画には多くの肖像画がある。写真が時代、パトロンの姿を後世に残すには絵で描くしかなかった。日本でも多くの武将や貴族、大師のものが残っている。しかし、それらで国宝認定されているものは少ない。神護寺に保管されている3点はその代表的作品。…

肖像画(予想)

ほぼメインどころが出そろった感のある肖像画。後半の見どころになるためには残りの後鳥羽天皇像、花園天皇像をコンプリートするしかない。また、祖師図を肖像画に含むとすれば、明恵上人像、大燈国師像など京都にある仏画、聖徳太子及天台高僧像などが展示…

国宝は2017年10月3日~11月26日が会期で無事終了した。 この展示会に出ていない800件以上の品々も見ていきたい。