国宝を観る

京博で開催される秋展・国宝を観るためのサイト

京都博物館で開催される国宝を楽しむため、出品される作品を独自に星付け。一言コメントあり。詳しい解説はリンクを参考に。

漆工

【国宝】時雨螺鈿鞍 永青文庫

螺鈿細工の超絶技法を用いているのが時雨螺鈿鞍。蒔絵の場合は時が経つにつれて摩耗などで色が褪せてくる。ところが螺鈿は貝そのものの光沢のため、物理的な破壊がない限り光沢を生み続ける。反面、光り輝く貝殻を加工するのだから、細かくなるにつれて難し…

時雨螺鈿鞍

鞍に螺鈿細工。もはや意味が分からない。そもそも乗馬において慣れた人は鞍など必要ない。乗る安定のために使うのだから、飾る必然性がない。また、座ってしまうと当人は見ることができない。奉納品だから成立する実用性のない豪華さ。 レア ★☆☆ 観たい ★★☆ …

籬菊螺鈿蒔絵硯箱

蒔絵の硯箱は実用性に欠ける。壊したり汚したりできない緊張感が筆に伝わり書くことに集中できないからだ。なので、あくまでも飾りなのだろう。現在に例えると超高級腕時計などがそれに該当する。 レア ★☆☆ 観たい ★★☆ コラボ ★★☆ 絢爛実用品 期間 ⅢⅣ 鶴岡八…

梅蒔絵手箱

漆細工が武家の時代になると宝物用、実用に変化する。愛でて楽しい図柄となり、細工も派手さが増す。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 ⅢⅣ www.mishimataisha.or.jp

宝相華迦陵頻伽蒔絵𡑮冊子箱

黒漆に金箔で文様を描く。極楽浄土を金で描くことで、箱に思想を埋め込む。芸術が宗教のものであった時代の漆細工。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 ⅠⅡ www.kyohaku.go.jp

漆工(予想)

漆工では厨子のみ用途が少し違うが、ほとんどが実用品の最高峰として作られている。箱や鞍など装飾品を除けばどこにでもある(あった)ものだ。漆でコーティングすることで長持ちさせることができる。つまりは高貴な方がオーダーメイドで長く使う目的で作っ…

国宝は2017年10月3日~11月26日が会期で、大まかに4期に分けて展示内容を変える。