国宝を観る

京博で開催される秋展・国宝を観るためのサイト

京都博物館で開催される国宝を楽しむため、出品される作品を独自に星付け。一言コメントあり。詳しい解説はリンクを参考に。

彫刻

【国宝】四天王立像のうち広目天立像 法隆寺

彫刻全般は通期展示が多い。テーマはそれほど設けられず、作製時代が飛鳥時代から鎌倉時代まで時系列的に観ることができる。 その中で、法隆寺保有の四天王像は飛鳥時代のもので、彫刻技術は後世に見劣りしているが表現力は目を見張る。顔は面長で、漫才師で…

八幡三神坐像 薬師寺

時が経つにつれて色あせていく。像の彩色はその典型で、昔は派手な色で塗られていたものが、現在では木目で雰囲気のあるものに仕上がっていることがある。元の色合いを保つことは難しい。大切に保存されてきた休ヶ岡八幡宮は現在まで色合いが残る貴重な神像…

薬師如来坐像

神仏分離令により流れ流れて国有になったもの。東山の若王子社にあったと伝わる。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 通期 国宝|薬師如来坐像|奈良国立博物館

虚空蔵菩薩立像 醍醐寺

醍醐寺には10万点を超える美術・工芸品・密教美術などの寺宝を所有している。立像もその一つ。しかし、醍醐寺のお宝といえば桜だろう。満開に咲いたその風景は10万個の寺宝をもってしても変えることができない美しさだ。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ …

梵天立像 唐招提寺

唐招提寺と言えば鑑真。鑑真と言えば唐招提寺と連想するぐらい、奈良にある寺院の中にあってもインパクトが強い。山門から見える金堂も優雅で、国宝の仏像群を見たはず名に記憶にない。雰囲気に飲み込まれずじっくり観察したい。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ…

広目天立像

四天王像は多くの寺院に安置されている。仏教発祥の寺が四天王寺と言うぐらい超メジャーな仏像だ。制作躯数も多く、名品が多い。4体それぞれ違う寺院の名品を集めた四天王を形成したスーパー四天王配置を見てみたい。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 …

四天王像(多聞天立像)  浄瑠璃寺

浄瑠璃寺には多くの国宝仏像が安置されている。浄瑠璃寺全体も浄土を体現した作りで山水庭園としても申し分ない。そんな中での四天王像1体が出展されるが、やはり阿弥陀如来などとともに観たい逸品である。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間ⅠⅢⅣ www.kyoh…

運慶展 天燈鬼立像・龍燈鬼立像

興福寺に数多く保管されている国宝仏像の中で、阿修羅像や仏頭など印象に残るものの五指入るのが鬼立像だ。様々にある仏像の身長の半分ぐらいの大きさのため、飾る場合に手前に来ることが多い。そのため、目につきやすくなるのと同時に、しっかりとした鬼の…

運慶展 千手観音菩薩坐像光背三十三身像のうち 迦楼羅・夜叉・執金剛神 湛慶作

運慶展は運慶の残したとされる作品が少ないため、慶派でも運慶の流れを汲む作品も展示される。妙法院は国立京都博物館の近くにあり、大きな庫裡(国宝)が印象に残る寺院である。国宝も多く保管されており、その中の一部が展示される。 【運慶展】 レア ★☆☆ …

運慶展 重源上人坐像

2017年7月の東大寺で鎌倉時代のお風呂とともに重源上人坐像を見ることができた。東大寺の東側にある専用のお堂に安置されていた。堂は国宝の梵鐘が目立つ中でひっそりと建っている。普段はお堂内は開放されていないのでうっかり見過ごしてしまいそうな位置に…

運慶展 四天王立像

興福寺には様々な四天王立像が安置されている。その中で北円堂と南円堂の四天王が国宝(重要文化財のものが2組あり)に認定されている。南円堂のものが運慶作と推察されているので、今回はそれだけだが興福寺の四天王像を一堂に集めた展示会でも結構な参拝者…

運慶展 木造無著・世親立像

日本の肖像彫刻の最高傑作と言われているのが木造無著・世親立像。5世紀ごろに北インドで法相を確立、活躍した兄弟の彫刻だが、まず会ったことも見たこともないはずで、想像力でここまで写実的な彫刻ができるのがすごい。ただ、考えてみれば日本人に近い造形…

運慶展 八大童子立像

金剛峯寺の八大童子立像は6体が運慶作。金箔や無垢の仏像が多い中、彩色像では1,2の躍動感のある立像だ。フィギュアとして売り出したくなる出来栄えで、運慶総監督の傑作のひとつ。 【運慶展】 レア ★☆☆ 観たい ★★☆ 期間 通期

運慶展 毘沙門天立像

願成就院の毘沙門天立像は運慶の真作と分かっている数少ない仏像だ。鎌倉の執権・北条氏の氏寺として創建された由緒ある寺であることから、当代随一の仏師に発注があったのが想像できる。 【運慶展】 レア ★☆☆ 観たい ★★☆ 期間 通期

運慶展 法相六祖像 康慶作

興福寺にある南円堂は西国三十三巡礼の一つに数えられる。そこには法相宗の高僧6名の肖像彫刻が安置されている。作者(総監督?)は運慶の父・康慶。鎌倉仏像のマッチョ感はまったくなく、写実的な出来栄えだ。 【運慶展】 レア ★★☆ 観たい ★☆☆ 期間 通期

運慶 大日如来坐像(円成寺)

春の快慶、秋の運慶。今年は仏師集団の慶派の展示が春は奈良、秋は東京の国立博物館で開かれる。すでに春の快慶展は終了し、秋の運慶展の出品リストがアップされた。 円成寺の大日如来坐像は運慶の初期の作品で、署名も残っていることから確実な運慶作である…

十一面観音像

観音様は平安時代から最も信仰された神様の一つだ。西国33観音巡礼は日本最古の巡礼として残っており信仰があってこそ今に受け継がれている。種類も豊富で、馬頭や千手、如意輪などあり、十一面もメジャーな部類になる。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ …

不動明王坐像 行快作

同じく金剛寺の不動明王も今年、国宝認定された。女人高野として古くから厚い信仰を得ているためそれぞれ像は古く、それらと同じく古く老朽化が激しかった建物は改修工事している。そのため、本尊である像が京博などで見ることができている。 レア ★☆☆ 観た…

大日如来坐像

今年、新しく国宝認定された仏像が金剛寺の大日如来。直近まで京博で展示されていたが、かなりの大きさがあり、照明などが工夫されていいることもあり展示されているとかなりの迫力。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 通期 www.kyohaku.go.jp

雲中供養菩薩像

宇治と言えばお茶。そして、平等院鳳凰堂。10円玉の表の寺院がその堂に当たる。写真は改修前でより10円玉に近い。出品される雲中供養菩薩像は52駆で立体展示をしているが、その3駆が出品される。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 通期 平等院に…

釈迦如来立像

清凉寺は源氏物語のモデルとなった源融の別荘があった場所で、徳川綱吉の母・桂昌院が力を入れて伽藍を構築し清凉寺となった。文治政治を推進した綱吉は公家の所領を倍増させたり、陵墓の修復などに尽力した。釈迦如来立像は内部に伝来の由来などが書かれた…

兜跋毘沙門天立像

東寺は弘法大師が開いた寺院で、比叡山と並ぶ平安仏教の京都の拠点である。比叡山は焼き討ちにより多くの宝物が失われたのに対して、東寺は多くのものが残っている。京都駅の南側にあるため、北側に集中する寺社仏閣見学ルートに入り辛い。 レア ★☆☆ 観たい …

薬師如来坐像 円勢・長円作

仁和寺は 春秋に宝物館の特別公開を行っている。多くの国宝、重要文化財を所狭し(本当に結構狭い)と陳列している。それら以上に目立つのが、仁和寺の金堂。元々皇居の紫宸殿を移築したものだそうで、もちろん国宝。今回は薬師如来坐像 円勢・長円作などを…

彫刻(予想)

彫刻は四天王や十二神、各種如来など、各神社仏閣の一級品のコラボレーションが見どころになるはず。ただ、出品発表数がまだ少ないので、どの組み合わせで出てくるか期待が高まる。 出品発表済み 国宝 薬師如来坐像 円勢・長円作 (仁和寺) 【 III ・IV 】 …

国宝は2017年10月3日~11月26日が会期で、大まかに4期に分けて展示内容を変える。