国宝を観る

京博で開催される秋展・国宝を観るためのサイト

京都博物館で開催される国宝を楽しむため、出品される作品を独自に星付け。一言コメントあり。詳しい解説はリンクを参考に。

中世絵画

【国宝】慧可断臂図 雪舟筆

国宝展・Ⅰ期の見どころは雪舟の国宝指定全6作品勢ぞろい。早い段階から発表があり、展示会全体のアピールポイントにもなっていた。水墨画の巨匠である雪舟は単独でも展示会が開催できる超ビックネームである。その傑作6点を贅沢に1室に見渡せる形で展示し…

瀟湘八景図襖 狩野松栄筆

聚光院の襖絵再生事業が完結。昨年はお披露目の年となり、大いに盛り上がった。座敷にいるだけで、様々な景色が堪能できる、さしずめプロジェクションマッピングといったとろこだ。 レア ★☆☆ 観たい ★★☆ コラボ ★★☆ 狩野派 期間 Ⅳ http://www.jukoin.com/

周茂叔愛蓮図 狩野正信

狩野派の始祖である正信の傑作。絢爛豪華のイメージのある狩野派だが、題材は中国画テイストの風景画。派手さは全く感じないし、後の一大派閥が形成される雰囲気もない。土佐派で大和絵を学んだそうだが、現存している少ない作品には大和絵はないらしい。想…

天橋立図 雪舟筆

天橋立図は鳥観図としても最高峰で、京都にあることが最も似合う作品だ。現在でも観光地である天橋立だが、ほぼ当時の姿のままなことが分かる。ドローンもない時代に、如何に創造性豊かだったということが分かる。 レア ★★★ 観たい ★★★ コラボ ★★★ 期間 ⅠⅡ w…

山水図 雪舟筆

雪舟国宝コンプ達成の最。おそらく雪舟の作品のみの展示室になるので、水墨画のパラダイスとなる。 レア ★★★ 観たい ★★★ コラボ ★★★ 期間 10月3日~22日 www.city.kurashiki.okayama.jp

慧可断臂図 雪舟筆

山水画が多いが、宗教画も数多く手がけている。明での勉強は中国各地の風景を写生し、風景こそ最大の師とまで言わせるぐらい雪舟は山水画に没頭した。それが高じて庭園も多く手がけている。その一方で、中国画の技法を学ぶため、またパトロンたちの要望もあ…

破墨山水図 雪舟筆

雪舟の国宝認定作が6点すべて揃う展示会は次回はいつ開かれるのだろう。そう考えると今回見逃すと一度に見る機会は永遠にないかもしれない。今回の国宝、前半の最大の見せ場であり、大混雑必至である。 レア ★★☆ 観たい ★★★ コラボ ★★★ 期間 10月3日~22日 …

秋冬山水図 雪舟筆

秋冬山水図は2幅の違いを見比べると、水墨画なのに寒暖まで伝わる匠の技巧が体感できる。色彩があればわかりやすいのだが、墨の濃淡だけで表現されている。遣明船に乗って留学し、同時代の画家には観るべきものがないと言った実力は伊達ではない。 レア ★★☆…

四季山水図巻(山水長巻) 雪舟筆

10メートルを超える水墨画。雪舟自身が周防の大内氏の庇護を受けていた。山口の毛利博物館所蔵で、山口県には雪舟関連の寺院も多く残っている。 レア ★★☆ 観たい ★★★ コラボ ★★★ 雪舟 期間 10月3日~22日 四季山水図 - e国宝

瓢鮎図 如拙筆

妙心寺の塔頭寺院・退蔵院所有の掛け軸。日本庭園と桜の綺麗な院で、枯山水と池泉庭園を備えている。レプリカがあったがそれを忘れるぐらい春の庭園群がよかった。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ www.kyohaku.go.jp

中世絵画(予想)

発表第一弾の目玉は雪舟6作そろい踏みだった。このインパクトは絶大。おそらく、今後数年間、長ければ数十年揃うことはないだろう。この分野はこれ以上の興奮できるコラボを設定するのは難しい。前期最大の見せ場である。 出品発表済み 国宝 瓢鮎図 如拙筆 …

国宝は2017年10月3日~11月26日が会期で、大まかに4期に分けて展示内容を変える。