国宝を観る

国の宝を観賞していくサイト

国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

2019-08-26から1日間の記事一覧

【京都名品展】灌頂歴名 空海筆

メモ帳などに執る覚書。清書する前の走り書きが国宝になる。それが書の名人である空海のものだと当然だろう。 灌頂を受けた人のメモで、かなりの走り書き。書の名人で様々な書体を使い分けることができる空海。だが、素の空海が書いた文字なので人間性が出て…

【京博名品展】大般若経 太平寺

書籍エリアの展示はすべて国宝。しかも掛け値なしの名品と展示の少ない貴重国宝で固めている。 大平寺の大般若経は長屋王が発願して作った経典。長屋王とは、天武天皇の長男である高市皇子の皇子で、天皇の孫にあたる嫡流筋の人物だ。しかし、藤原家との対立…

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。