2018-01-26から1日間の記事一覧
仁和寺展の後半に出るのが後嵯峨天皇宸翰消息。真跡とみられる唯一の書である。承久の乱の影響で幕府が朝廷監視を強める中、後堀川天皇、四条天皇と続けて崩御し、後継ぎがなかったことから登板したのが後嵯峨天皇である。なるべくして天皇になった訳ではな…
仁和寺展のオープニングの目玉は「三十帖冊子すべて見せます」だろう。すべて公開は2週間のみ。仁和寺宝物の中でも人気が高いため、人だかりが出来ていた。 空海や橘逸勢など複数の執筆者がいるもので、冊子それぞれの書体が違う。並べて見られることは貴重…