2017-09-20から1日間の記事一覧
安土桃山時代の天才絵師・狩野永徳。安土城や大坂城など時の権力者の居城に飾る障壁画の発注が次々と来た人気絵師。天下人に愛された、狩野派の中興の祖と言って間違いない。絢爛豪華な大和絵や中国水墨画などのよい部分を残し、力強いタッチで描くことから…
聚光院の襖絵再生事業が完結。昨年はお披露目の年となり、大いに盛り上がった。座敷にいるだけで、様々な景色が堪能できる、さしずめプロジェクションマッピングといったとろこだ。 レア ★☆☆ 観たい ★★☆ コラボ ★★☆ 狩野派 期間 Ⅳ http://www.jukoin.com/
回覧展の西大寺展へも出品されていた作品。奈良では東大寺と並ぶ規模があったとされる西大寺。しかし、時代ともに荒廃し、東大寺との規模は雲泥の差となっている。寺宝にもその差が表れているが、名品であることに違いはない。しかし、保存状態が戴けない。 …
十二天は各方位を守護する神。密教では立体感が思想の重要な鍵となる。曼荼羅も各方面に広がるイメージがある。そこで、広がりを十二天へと変化させたのかもしれない。ちなみに、今でも残っている十二支も方位や時間を表し、無限の広がりを動物で表現したの…