国宝を観る

国の宝を観賞していくサイト

国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

2017-07-15から1日間の記事一覧

松林図屏風 長谷川等伯筆

等伯は小説にも描かれ、最近は展示会でも取り上げられた安土桃山時代の無頼絵師。銘家の狩野派に比べてバックボーンがほとんどないところから、のし上がり、きらびやかな絵を次々と生み出している。その中で、同作は水墨画。靄をうまく表現しており、近世水…

桜図壁貼付 長谷川久蔵筆

智積院は豊臣秀吉と縁が深い寺院で、その好みであった派手な宝物が残っている。なかでも桜図壁貼付は金箔のベースに満開の桜の大木が描かれており、青春ならぬ金春来るといったところだ。今回はこれだけの出品のようだが、国宝の楓図も負けず劣らず豪華であ…

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。